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突然の動悸や息苦しさとともに胸の痛みに襲われて、心臓の病気かもと思ったあなたはパニック障害の可能性も考えられます。
パニック障害は、何の前触れもなく突然のめまいや動機とともに心臓がドキドキしたりして呼吸困難に陥るなど、このまま死んでしまうのではないかと思うほどの苦しい発作が起こる病気です。
発作自体は数分から数十分ほどで治まりますが、あまりの苦しさに救急車を呼ぶ場合も少なくありません。
心臓の病気だと思い検査をしても、異常が見当たらないのが特徴で、しばらくの間原因がわからずに発作に苦しむケースもあります。
今回の記事では、パニック障害の症状などについて解説をしていきます。
パニック障害の症状には個人差がありますが、代表的なものを紹介します。
上記のような症状の発作を繰り返していくうちに、このまま死ぬのではないかという強い不安に駆られて、ひどい場合では日常生活を送ることも困難になっていきます。
パニック障害の治療はお薬による治療と、認知的行動療法という心理的な治療の2つを行っていきます。
発作などの症状を薬によって抑えて、強い不安や恐怖感などを心理療法によって治していきます。
パニック障害は、自力で治すことが困難な病気です。
不安な方は一度診療を受けてみるようにしましょう。
早期発見が早期完治に繋がりやすいといわれている病気です。
現代社会では、誰にでも発症する可能性があるといわれているくらいですので恥ずかしいことではありません。
今後もこれまで通りの生活を行うためにも、不安な方は専門家に相談することをおすすめします。
パニック障害のつらさは理解がされにくいものです。
外から見てなにか違いがあるわけではないため、一見しただけではわかりません。
場合によっては「なまけているだけだ」「心が弱いからだ」と責められてしまうようなケースもあります。
しかし、本人にとっては周りが想像し得るよりも遥かにつらい出来事です。
パニック障害について学び、理解しようと思う姿勢を持ち、発作が起こった時には隣で優しく背中をさすってあげるようにしてください。
突然の胸の痛みに動悸やめまい、息苦しさが伴う発作が繰り返される場合には心臓の病気ではなく、パニック障害の可能性があります。
今回の記事で紹介した症状に複数当てはまる方は、一度受診してみることをおすすめします。
また、心臓の病気だと思って検査をしても異常なしと言われる場合にもパニック障害の可能性があります。
発作が慢性化していくと治療にも時間がかかってしまうため、不安な方は専門家に相談をするようにしてみてください。