お役立ち情報
赤色の布に白い十字マークとハートマークが描かれているヘルプマーク。
どんなものか知っていますか?
パニック障害を持っている人にとっては役に立つこともきっとあると思います。
今回の記事ではヘルプマークについて説明していきます。
ヘルプマークは目に見えない障害などを伝える役割を持っています。
外見ではわからない助けや配慮を必要としている人が周りの人に知らせるためのマークになります。
このマークを見かけた人は思いやりのある行動ができるようにと啓発する意味も持っています。
各地方の役所窓口などで無料で取得することができます。
気になる人は自治体のHPを確認してみてください。
ヘルプマークを取得できる対象者は、外見からはわからない障害や不調を抱えている人で周りの方に支援や配慮を受けたい全ての人になります。
対象者の例としては、
・精神障害を持つ人
・人口の関節や義足などを使用している人
・妊娠初期の人
などが挙げられており、パニック障害の方にも当てはまります。
パニック障害の方では、公共交通機関を使って移動をしていた際にパニック発作を起こしてしまったときに、ヘルプマークをつけていたということがきっかけで周りの人に適切な対応をしてもらえたという事例があるそうです。
普段は利用しなくても、不安な場所に行く際には利用するといった使い方もできるので取得はしておくというのも良いかもしれませんね。
カードの裏面には配慮事項などを記載することのできるシールを貼ることができます。
パニック発作が起きてしまっているときに、どのように対応してもらえると助かるのか記載しておくことでスムーズに配慮をしてもらうことができます。
目に見えない障害や身体の不調を理解してもらうことは困難なことです。
中には、そのヘルプマークを見て差別的な発言をする人もいるかもしれません。
しかし、これは社会全体が取り組むべき問題です。
思いやりの心をもって助けてくれたという経験をしている方も実際に多くの人がいます。
この記事を読んでヘルプマークについていいなと思った方は、周りの人にも伝えてもらえると嬉しいです。
みんなで思いやりのある世界を作っていきましょう。