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パニック障害は突発的な発作が起きる病気ですが、仕事中に発作が起きてしまったらどうしようと不安に感じてしまう人も少なくないと思います。
働かないわけにもいかないし、だけど周りに迷惑もかけたくない。
そんな状況でどのように仕事と向き合うと良いのでしょうか。
今回はパニック障害の人の仕事や休職についてお話していきます。
パニック障害が悪化してしまって、頻繁に発作を繰り返すと出社をすること自体が困難になります。
パニック発作自体も怖いものですが、パニック発作を職場で起こしてしまったらどうしようと思う申し訳なさで不安を起こしてしまい精神的にも徐々に外に出ることが辛くなってしまいます。
パニック障害は我慢をすれば済むというような病気ではありません。
無理をして出社をしても完治までの期間が長くなってしまうだけなのでそういった場合は休職を申し出るようにしましょう。
パニック障害になりやすい人には、責任感が強い人も多いため周りに迷惑をかけてしまうと考える人も少なくないですが働き続けるということだけが選択肢ではありません。
一つの選択肢として休職の選択肢も持っておきましょう。
休職が決まったとしても、どのくらいの期間になるかは症状にも個人差がありますので短くて済む人もいれば長引いてしまう人もいるでしょう。
しかし、早く治さないといけないと考えてしまうとそれもストレスになり症状が長引くことにも繋がりかねません。
なので、休職にして治療をすると決めたら申し訳ないなどと思わずに治療に専念をしましょう。
たくさんのストレスが溜まってしまうくらい頑張ってきた自分に対して今はしっかり休む期間なんだと治療に集中することが治療期間を短くすることにも繋がると思います。
休職する場合もしない場合も、今後働き続けるにあたって会社の人事の人や上司にパニック障害の事を伝えて配慮してもらえるようにする必要があります。
パニック発作には、発作が起きないように対処を行うことができるものもあります。
例えば人によっては楽な姿勢だったり、窓側の席にいることで閉塞感が起きにくくなり発作の不安を感じにくいという人もいます。
そういったことを話し合い、続けていくために必要な工夫を行ってもらうようにしましょう。
恥ずかしいと思わずに、理解をしてもらえるよう努めることが大切です。
今回はパニック障害になった場合、仕事はどうすればいいのかについてお話してきました。
個人によって症状に差があるので、休職がいい、働き続ける方が良いと言った判断は簡単にはできませんが、自分の症状と病院の先生や職場の上司にも相談をしながら決めることをおすすめします。
会社はわかってくれないと思っていても、実際に相談をしてみたら思っていたよりも親身になって環境を整えようとしてくれる場合もあります。
自分だけで判断をするのではなく、周りに相談をして決めるようにしましょう。
それが治療期間を短くすることにも繋がっていくはずです。